Amazon LightsailのStatic IPを使ってみた #reinvent
こんにちは、菊池です。
AWS re:Invent 2016で発表されたAmazon Lightsailは簡単にサーバをローンチできるサービスですが、どこまでの柔軟性があるのか、あるいはどんな制限事項があるのか、使い込んでみたいと思います。
前回のエントリで、スナップショットからインスタンスを作成しました。
スナップショットからインスタンスを作成するユースケースとしては、
- 開発環境などに環境を複製する
- 以前の状態に復元する
などがありますが、後者の場合、元のインスタンスで使用していたパブリックIPを引き継ぎたいというニーズが考えられます。そこで使うのがStatic IPで、これはEC2で言うところのElastic IPに相当する機能です。
Static IPを使ってみた
まずは使ってみます。単純に作成したインスタンスには、自動でパブリックIPが割り当てられています。
"Create other resources"から、"Static IP"を選択します。
作成画面に移りますので、必要項目を入れます。
Static IPを割り当てるインスタンスと、名前を入力してCreate。
Static IPが割り当てられました!
割り当ての解除は、Detachを選択するだけです。
デタッチしました。デタッチされ使用されていないStatic IPは、Elastic IPと同様、課金対象となるのでご注意ください。
再割り当てはインスタンスを選択するだけです。
終わりに
いかがでしょうか。他の機能同様、シンプルなインターフェースでStatic IPが利用可能です。IPを固定することで、インスタンスの入れ替えなどが発生しても、問題なく接続先を引き継ぐことが可能でした。